キャラクターイラスト向けパレット(メーカー混在)
ホルベインの18色セットは、渋めの色やグリーンNo1のように私にはあまり使わない色もあったので、淡めの色を中心に買い足して「キャラクターイラスト向けパレット」として組み直したのがこちら。メーカーはホルベイン中心にウインザーニュートン、シュミンケホラダム混在。
写真見ると、絵具の色自体がパステルカラーっぽいので、パレット開いた瞬間からわくわくしますね!
こういう「ゆめかわ」系の絵の具こそ、パステルカラーのメタルパレットが似合うのではないだろうかw
左下から右上にむかって
ブライトローズ/sh940ブリリアントレッドバイオレット/ジョーンブリヤンNo.1/ジョーンブリヤンNo.2
WNローズドーレ/シェルピンク/ネイプレスイエロー/sh660ローシェンナ
ピロールレッド/ローズマダー/ブリリアントオレンジ/リーフグリーン
ビリジャンヒュー/コバルトバイオレットライト/ラベンダー
ホリゾンブルー/ウルトラマリンライト/sh662ウォルナットブラウン
混色スペースに配置してある色
WNアントワープブルー・WNウインザーブルーGS・WNブラウンマダーがインディゴはホルベインとニュートン両方。
どの色をよく使うかは、正直好みの部分が大きいので、最終的には自分で試すのが一番。
書籍だと「ミネラルバイオレットは使わない」て仰ってる水彩作家さんもいらっしゃるんですが、18色セット使ってみたら私はミネラルバイオレットの使用頻度高かった。
あと、シュミンケのウォルナットブラウンは廃盤なので入手難しいと思います。
キャラクターむけの書籍でオススメされてたのはセピアブラウンだったんですが、私はウォルナットブラウンが好きなので入れちゃいました。
ブリリアントレッドバイオレットも、実は書籍オススメのブライトバイオレットの代用。
ホルベインの中でイチオシの色
・ローズマダー
ニュートンやシュミンケ、ミジェロとも比較したけどホルベインが一番好み。褐色肌作るときに必須。
・ミネラルバイオレット
微妙に分離するので単体で使用しても面白い効果。
顔料基準で探しても、別メーカーさんで代用できそうな同色がまだ見つからない。
WNのパープルレーキよりやや落ち着いた色合いで、マースバイオレットよりは明るい。ピオーネの皮を塗るときはコレ!
ローズマダーとミネラルバイオレットは「ホルベインがいい!」他メーカーで代用できない、私の中でのホルベインエースカラー。
以下は、ホルベインの色合いもきれいだけど他メーカーと入れ替えも可な色たち。
私自身が水彩でも色鉛筆でも使用頻度高いので、どの画材でもないと困る必須カラー。
・バーミリオンヒュー
混色してもいいし、これ単体でも鮮やかな朱色。
他メーカーさんだとカドミウムレッド系の不透明な黄寄りの赤だと思う。たぶん。
余談ですが、いまは残念ながら廃盤になっちゃったけど、カラーインクで肌色作るときは私はホルベインさんのバーミリオンとレモンイエローをブレンドしています。もしかしたら黄寄りの赤をバーミリオンと呼ぶのはホルベイン独自なのかも。
・イエローオーカー
ローシェンナと似た色ですが、不透明系。混色したときや重ねたときの雰囲気がローシェンナと微妙に違う。バーミリオンヒューと混ぜるか重ねるとといい感じの肌色が作れる。
・コバルトブルーヒュー
単色でもきれい。混色してグレーを作るときに大活躍!やや粒状化するのでアナログならではの味が出せる。
とくに、バーントアンバーと混ぜて作ったウォームグレーは乾くまでの間に分離するので、デジタルで出せない「神のイタズラ」感がはんぱない。
・プルシャンブルー
コバルトブルーより落ち着いた青。アイボリーブラックかバーントアンバーを混ぜるとインディゴっぽい、暗めな中間色のグレーが作れる。予算の関係で色数削るなら、インディゴ削ってこっちを残してもいいと思う。
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