色見本/コットマン水彩紙荒目/ホルベイン透明水彩

紙はウインザーニュートンコットマン水彩紙/荒目。
ライト当てて調整したけど、やっぱ写真だと現物より色が沈む。

いずれ色見本は、スキャンして画像データにしたのと写真撮影したもので比較表作りたいと思っています。

アナログ絵の奥が深いというか面白いところは、肉眼で見たものとデータ化したときに、補正をかけないと変わる色があること。

金銀などのメタルカラーはどうがんばっても原画のキラキラ感をデータに反映させるのはムリなんですが（だからアナログ絵師さんの多くは原画見てっていうわけです）オペラローズとかの、顔料の分類から厳密に言えばピンクじゃなくて紫に分類される色は特に補正が要る印象があります。

スキャンしても撮影しても原画の色がデータに反映されにくいので、画像加工できるソフトがあれば部分補正かけてデータと原画を近づけるという技術が必要。

だからこそ、商業出版の世界だと絵描きと別に「色校正」専門の職人さんがいらっしゃるわけで。

職人さんには敵わないにしても、アナログお絵かきが好きな同志の方や、自分用の資料として後から役にたてば嬉しいな……と思ってちまちまと色見本は作りためています。