油性色鉛筆・カランダッシュパブロ
色鉛筆は、子供の頃にお小遣いためて買った学童用の色鉛筆があったので、時々それを補助的に使う程度だったんですが。
結局、自分用のクリスマスプレゼントとして買っちゃいました。(2017年の12月に…)
本当は40本セットが欲しかったんだけど店舗に実物がなくて、店員さんに40本セットと30本セットの比較表を見せてもらいつつ、足りなさそうな分はバラ売りで足して揃えることに。
プレゼント用だったらちゃんと1缶に収まってた方が見栄えも良いので迷わずお取り寄せするところですが、今回は自分で使う分だから入れ物をまとめるよりも、欲しい色優先でバラで買い足すことにしました。
缶を開けると、油性色鉛筆・水性色鉛筆共通の技法書みたいなミニ折本が付いてました。
でもって色見本。紙はFig/0スケッチブック(※やや厚手の画用紙)
他のユーザーさんのレビューにもありましたが、カランダッシュパブロは青から緑系で淡い色が充実してますね。
キャラクターイラストに多用しそうな肌色っぽいピーチ系のオレンジはバラ売りか120色のフルセットにしかないので、コミックイラスト描くのに使いたい人はある程度セットで買って、足りない分をバラで買い足す方がいいと思います。(色番号60・色名apricot)
ちなみにセットがどこまでかというと画像で左から3列目、下から4段目。whiteの下からと右端の列がバラで買い足した分。30色にも40色にも無い色、40色にあって30色に無い色どっちもあります。基準は「自分がよく使う」かどうか。
色鉛筆に限らず水彩やコピック・デジタルでも自分がよく使う色ってやっぱ偏ってるんで、買い足す分は好みで決めました。
下記は、色んなメーカーさんのセットを色々入手してみて分かった事です。
授業ノートのアクセントや地図の色分けのような「文具」としての使い方だったら12色でも充分。だけど、絵に色をつける「画材」としての使い方だと12色だと足りないし、24色でもあと一歩の中間色が足りません。
ということで、セット買いするなら36本入がオススメ。カランダッシュパブロは12色・18色・30色・40色・80色・120色(フルセット)の順に増えていくので、40色セットにするか30色+買い足しにするかはお好みで。
混色の基本を学ぶための赤青黄だけ使った三色塗りという技法も有るので、厳密に言えば3本でも塗り絵は不可能では無いです。やったことあるし。
が、有る程度数を揃えた方が絵を描く楽しみ(というかどの色を使うか選ぶ楽しさ)が味わえると思います。
↓こっちは子供の頃にお小遣い貯めて初めて買ったセットの40本色鉛筆。番号が色相環というか同系色でまとまってないという謎な分類。
箱にWoodNoteと記載あったんで検索してみたけど、同じの見つからなかったんで、どれか使い切ったら補充は無理ですね。
金銀に加えて蛍光色も入ってるんで、用途としては学童用文具に分類される方だと思う。
色鉛筆は顔料の入っている芯をダイレクトに紙にこすり付けて定着させる使い方をするからなのか、メーカーごとの書き味の差は透明水彩絵具よりも顕著に出ている気がします。
ただ、いいお値段するメーカーさんの色鉛筆も合わない人には合わないので、自分のお気に入りを見つけるまでは1本ずつバラで購入してみて比較するというのが一番の近道。色の好みはともかく筆圧は本人にしかわからないんで、自分で試すしかないです。
あと、各自色選びや塗り方に癖や個性、好みがあって全色同じように減ることは絶対にないので、「セット売りのほかにバラ売りもしているか」というのはメーカー選びの上で基準として必須だと思います。
子供の頃に一回見て気になってた、500色色鉛筆も購入はしたのですが…補充できないのがネックで、結局母に譲ってしまいました。
通販という手もなくはないのですが、やはり色鉛筆ですから、郵送時の芯折れとか、心配になりますからね…。
水性色鉛筆は通常の色鉛筆としても使える他に、水溶きしたら水彩絵具のようにも使えるのが利点といえば利点なのですが、私の場合は水使いたければ最初から水彩絵具を出してくるので、下書きをそのまま溶かして効果として使う場合くらいしか水溶きしません。
私が水彩色鉛筆選ぶとしたら、水に溶かない前提で書き味が気に入ったのはステッドラーのカラトアクェレル。
ただやっぱ、水彩色鉛筆は水で溶いたときの方が発色は段違いで鮮やか。
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